会社設立の進め方を徹底解説|流れ・費用・判断ポイントまで一気に分かるガイド

最終更新日:2026年1月20日

会社設立の進め方を徹底解説|流れ・費用・判断ポイントまで一気に分かるガイド

会社設立を考えたとき、「何から決めて、どんな順番で進めればいいのか分からない」と感じる方は少なくありません。

会社の設立を急ぐあまりに抜け漏れが発生し、後から書類の修正が必要になるケースも多く存在します。

そこで今回は会社設立の基礎知識や個人事業主との違い、会社設立の流れ、費用の内訳などを紹介していきます。

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会社設立とは何か?個人事業主との違いを整理する

ここでは会社設立の意味や個人事業主との違いを説明していきます。

会社設立の意味

会社設立とは、起業にあたって法人格を新たに設ける、または事業の主体を個人事業主から会社へ切り替えることを指します。

事業内容が同じであっても、設立によって「誰がどこまで責任を負うのか」という前提が大きく変わります。

個人事業主の場合は無限責任となり、事業で生じた借金や損害について、事業資産だけで不足すれば個人の貯金や資産も返済に充てなければなりません。

一方、会社を設立すると原則として有限責任となり、借金や損害は法人が負い、経営者個人の責任は出資額の範囲に限定されます。

この責任範囲の違いは、リスクの捉え方だけでなく、取引先からの信用や融資・資金調達のしやすさにも影響します。

会社設立は単なる形式変更ではなく、事業をどう守り、どう成長させていくかを決める重要な経営判断といえるでしょう。

個人事業主・会社の違いと押さえるべき点

個人事業主と会社を比べる際は、「どちらが得か」ではなく、「何がどのように変わるのか」を整理することが重要です。まず押さえておきたいのは、税金・社会保険・事務負担の違いです。

税金面では、個人事業主には所得税の累進課税が適用されます。利益が少ないうちは税負担を抑えやすい一方、利益が増えるほど税率も上がり、一定以上になると法人税より負担が重くなる場合があります。

そのため、事業が軌道に乗った段階で法人へ切り替える、いわゆる「法人成り」を選択するケースも少なくありません。

社会保険についても、個人事業主は国民健康保険・国民年金、会社は原則として健康保険・厚生年金に加入するなど、制度上の前提が変わります。

また会社は決算や登記などの事務負担が増える一方で、対外的な信用力が高まり、融資や資金調達の選択肢が広がる点も特徴です。

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会社設立のメリット・デメリット

会社設立にはメリット・デメリットがあるため、事業の規模に応じて会社設立を検討することが望ましいです。

ここでは会社設立のメリット・デメリットを説明していきます。

会社を設立するメリット

会社は登記によって代表者や所在地、事業内容、資本金が公開され、責任の所在も明確になります。そのため、個人事業主に比べて社会的な信用を得やすくなります。

法人になることで、取引先や顧客からの信頼が高まり、金融機関の融資審査でも評価されやすくなります。採用面でも、会社名義で募集できるため、応募者に安心感を与えやすくなります。

また税金や経費の扱いが変わる点も重要です。法人税は原則として一定の税率で課税されるため、利益が増えても税負担を見通しやすくなります。

さらに役員報酬や福利厚生費など、個人事業主では認められない支出を経費として計上できるため、節税の選択肢も広がります。

会社を設立するデメリット

会社には多くのメリットがある一方で、負担が増える点も見逃せません。まず設立時には、個人事業主では不要な登録免許税や定款認証費用などの初期費用が6万円から25万円前後かかります。

設立後も経営コストは増加します。法人住民税の均等割や社会保険料など、事業規模に関わらず発生する固定費があり、赤字であっても原則として支払いは免除されません。

さらに決算書の作成や申告、各種届出といった事務負担も重くなります。経営者自身の対応時間が増えるか、外部の専門家へ委託するためのコストが必要になります。

会社設立は事業成長を後押しする選択肢である一方、こうした継続的な負担に対応できる規模に達しているかどうかが、重要な判断基準となります。

会社設立の全体フローを俯瞰する

会社設立は、あらかじめ全体像を把握しておくことで、無駄な手戻りを防ぎやすくなります。基本的な流れは、次の4段階に整理できます。

【準備】
会社形態、資本金、役員構成、事業目的などを決めます。この段階の判断は、税金や社会保険、将来の運営方針に影響します。

【書類作成】
定款を作成・認証し、設立に必要な書類を整えます。後から変更しにくい項目も多いため、慎重な確認が欠かせません。

【登記】
法務局で登記申請をおこない、会社が法的に誕生します。登記申請日が会社の設立日となります。

【設立後手続き】
税務署や自治体への届出、社会保険の加入、口座開設など、事業を開始するための手続きをおこないます。

各段階には重要な判断ポイントがあり、全体を把握せずに進めると修正が生じやすくなります。事前に流れを俯瞰することがスムーズな会社設立につながります。

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会社設立までの5ステップ

会社設立は順番通りに抜け漏れなく進めていくことが重要です。ここでは会社設立までの5ステップを解説していきます。

ステップ1:会社の基本事項を決める

最初のステップは、会社の基本事項を決めることです。この段階での判断は、設立費用や運営のしやすさ、対外的な見られ方に直結します。

まず検討すべきなのが会社形態です。株式会社と合同会社では、設立コストや意思決定の仕組みが大きく異なります。

取引先や採用での信用を重視するなら株式会社、コストを抑えて柔軟に運営したいなら合同会社が向いています。

株式会社と合同会社の主な違いは、以下の通りです。

項目株式会社合同会社
設立費用22万円から25万円前後6万円から10万円前後
社会的信用法人で最も高い株式会社よりも低い
意思決定の自由度株主総会・取締役会などで承認を取る必要があり、法的制約が多い出資者間で柔軟に決定可能で意思決定のスピードが早い
商号〇〇株式会社など〇〇合同会社など
本店所在地事業所やバーチャルオフィスなど登記可能な住所
事業目的定款に記載(信用面で重要)定款に記載(比較的柔軟)
資本金法的には1円以上。信用・融資に影響するため、規模に応じた金額を用意することが一般的。法的には1円以上で比較的重視されづらいが、規模に応じた金額を用意することが一般的。
経営者代表取締役・取締役代表社員・業務執行社員
出資者株主社員
決算期任意に設定可能

定款は、株式会社・合同会社いずれにも必要ですが、その位置づけは異なります。株式会社は会社法による制約が多く、定款で自由に定められる範囲は限られています。

一方、合同会社は法的制約が比較的少なく、会社のルールを柔軟に設計できます。ただし、出資者である社員間で納得を得られる内容にする必要があります。

法人形態は後から変更することも可能ですが、手間とコストがかかります。そのため、この段階で「信用を重視するのか」「柔軟性を優先するのか」という軸を明確にして選ぶことが重要です。

ステップ2:会社印を準備する

会社設立までのステップ2は、会社印の準備です。会社印は法人の意思表示として扱われるため、それぞれの役割を理解したうえで用意することが重要です。

主な会社印と役割は次のとおりです。

【実印】
法務局に印鑑届を提出して登録する印鑑です。設立登記や不動産契約などの重要な契約で使用され、会社設立時に必須となります。

【銀行印】
金融機関の口座開設や振替手続きで使用します。法律上の必須要件ではありませんが、実印と分けて管理することでリスクを減らせるため、実務上はほぼ必須とされています。

【角印】
請求書や見積書、領収書など日常業務で使う印鑑です。法的効力はありませんが、書類の信頼性を高める役割があり、用意しておくと便利です。

法的に必須なのは実印のみですが、銀行印と角印も業務を円滑に進めるため、あわせて準備しておくことが望ましいでしょう。

ステップ3:定款を作成する

定款は、会社の基本ルールを定める書類で、設立登記の前提となります。内容に不備があると登記申請が受理されず、差し戻しとなるため注意が必要です。

定款には、法律で記載が義務付けられている事項があります。主な項目は次のとおりです。

  • 会社の商号
  • 本店所在地
  • 事業目的
  • 資本金の額
  • 役員や意思決定に関する事項など

これらは会社運営や対外的な信用に直結するため、形式的に記載するのではなく、将来の事業展開も見据えて整理することが重要です。

なお株式会社は公証人による定款認証が必要ですが、合同会社では不要です。

いずれの場合も、記載漏れや誤りがあると手続きが止まります。定款は単なる書類ではなく、会社運営の土台となるルールブックとして慎重に作成しましょう。

ステップ4:公証役場で定款認証を受ける(株式会社のみ)

公証役場での定款認証は株式会社のみ必要で、合同会社ではおこないません。定款認証では、公証人が定款の内容を確認し、法律上の要件を満たしているかをチェックします。

主に確認されるポイントは次のとおりです。

  • 法定記載事項が漏れなく記載されているか
  • 商号や事業目的に不適切な表現がないか
  • 会社法に反する内容が含まれていないか
  • 記載内容に矛盾や不明確な点がないかなど

問題がなければ、公証人が定款を認証し、正式な定款として効力を持ちます。不備がある場合は修正が必要となり、その分、設立スケジュールが遅れることになります。

定款認証は形式的な手続きに見えますが、定款の完成度を第三者が確認する重要な工程です。事前に内容を十分に整理しておくことが、スムーズな会社設立につながります。

ステップ5:資本金の払い込みと登記申請を行う

会社設立の最後のステップは、資本金の払い込みと登記申請です。これらの手続きが完了して、会社は法的に成立します。

資本金は設立前のため会社口座ではなく、発起人の個人口座に一時的に払い込みます。入金後は、通帳の写しなどで払込を証明し、登記申請書類として提出します。

払込が完了したら、必要書類をそろえて法務局へ登記申請を行います。登記申請日が会社の設立日となるため、日付を意識して進めることが重要です。

なお資本金は法律上1円以上で設立できますが、それでは運転資金が実質的に底を尽きた状態となってしまいます。

また社会的には「資本金も十分に用意できない金銭的リスクが高い企業」とみなされることで融資・取引・信用面で大幅に不利になるため、資本金1円は現実的ではありません。

そのため、実務上は少なくとも6カ月分程度の運転資金を目安に資本金を設定するのが一般的です。

登記申請で必要になる代表的な書類

資本金の払込後は、法務局へ登記申請書類を提出します。主な提出書類は次のとおりです。

書類名役割
登記申請書会社設立を申請するための書類
定款会社の基本ルールを定めた書類
払込証明書資本金が払い込んだ証明となる書類
役員関係書類就任承諾書・印鑑証明書など
印鑑届出書会社実印を登録するための書類

これらは株式会社・合同会社いずれでも基本となる書類ですが、会社形態や役員構成、出資内容によって必要書類は増減します。

たとえば、株式会社では取締役に関する書類が増え、合同会社では社員(出資者)に関する書類が中心となります。

書類に不備があると修正が求められ、設立日がずれる原因になります。事前に全体像を把握し、自社の形態に応じて必要書類を確認しておくことが重要です。

会社設立にかかる費用の内訳

会社設立にはある程度の費用が発生するため、あらかじめ費用を把握したうえで設立を検討することが大切です。

ここでは会社設立の主な費用の内訳を解説していきます。

設立費用の内訳

会社設立にかかる費用は、内容を整理すると「何にお金がかかるのか」が見えやすくなります。設立費用の内訳は以下の通りです。

【登記関連費用】
登録免許税が中心で、会社設立時に必ず発生します。株式会社は最低15万円以上、合同会社は6万円以上で、合同会社の方が初期費用を抑えられます。

【定款関連費用】
株式会社では、定款認証手数料として約5万円が必要です。紙の定款を作成する場合は、さらに4万円の印紙代がかかりますが、電子定款であれば印紙代は不要です。
合同会社は定款認証が不要なため、これらの費用は発生しません。ただし、定款作成を専門家に依頼する場合は別途費用がかかります。

【その他の実務費用】
会社印の作成費用や専門家への依頼費用、電子定款対応費用、証明書取得費用などが含まれます。事業の規模にもよりますが、一般的には合計で6万円から20万円前後が発生します。

このように、設立費用の差は主に「定款認証の有無」と「登録免許税」に集約されます。会社形態を選ぶ際は、どこで費用差が生じるのかを理解しておくことが重要です。

定款の提出方法によって変わるコスト

会社設立時に作成する定款は、「紙定款」か「電子定款」のいずれかで提出します。提出方法によって、設立費用に差が出る点を押さえておくことが重要です。

紙定款の場合、株式会社では4万円の印紙代が必ず発生します。一方、電子定款を利用すれば印紙代自体は不要ですが、その代わりに電子署名のための環境が必要です。

一般的に電子署名のための環境を整えるためにはICカードリーダーや電子証明書、専用ソフトなどで1万円から4万円前後の費用がかかります。さらに専用ソフトは電子定款の作成以外では使わないことも珍しくありません。

そのため、場合によっては電子定款の方が紙定款よりも費用が高くなることもあります。印紙代の有無だけで判断せず、コストと手間のバランスを総合的に踏まえて提出方法を選ぶことが大切です。

専門家・代行サービスを使う場合の考え方

会社設立では、専門家や代行サービスを利用する選択肢もあります。費用はかかりますが、その分、手間やミスのリスクを抑えられる点が特徴です。

設立手続きには、定款作成や認証、登記書類の準備など、専門知識を要する工程が含まれます。

慣れないまま進めると、書類不備による差し戻しやスケジュールの遅れが起こりやすくなります。

専門家に依頼すれば、こうしたリスクを減らしつつ、最短の日程で手続きを進めやすくなります。

また、すべてを任せる必要はありません。定款作成や電子定款対応のみを依頼し、登記申請は自分で行うといった部分的な依頼も可能です。

どこまで自分で対応し、どこを任せるかによって費用は大きく変わります。時間・正確性・コストのバランスを踏まえ、自分に合った依頼内容を選ぶことが重要です。

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会社設立後に必要な手続き

起業は会社設立がゴールではありません。会社設立後は必要な手続きを済ませた上で事業の成功を目指す必要があります。

ここでは会社設立後の主な手続きを紹介していきます。

税務署・自治体への届出

会社設立は、登記が完了した時点で手続きが終わるわけではありません。法人として事業をおこなうためには、税務署や自治体への各種届出が必要になります。

これらは事業運営の前提となる手続きで提出漏れがあると、後々の税務処理や運営に支障をきたすおそれがあります。

代表的な届出書類には、次のようなものがあります。

  • 法人設立届出書
  • 青色申告の承認申請書
  • 給与支払事務所等の開設届出書
  • 法人住民税・事業税に関する届出(都道府県・市区町村)など

また書類ごとに提出期限が定められており、遅れると加算税の発生やその事業年度では青色申告などの制度が利用できなくなるなどの実務上の不利益を受けてしまいます。

設立直後は対応事項が多く後回しになりがちですが、漏れのないよう早めに対応することが重要です。

社会保険・労働保険の手続き

会社設立後には、社会保険・労働保険に関する手続きも必要になります。見落とされやすい項目ですが、放置するとペナルティにつながるため注意が必要です。

社会保険については、役員のみの会社であっても原則として加入対象となります。法人の場合、代表者1人であっても健康保険・厚生年金への加入が必要で、保険料の会社負担分が継続的なコストとして発生します。

さらに従業員を雇用する場合は、手続きが増えます。社会保険に加え、労災保険や雇用保険への加入が必要となり、保険関係成立届や資格取得届などの提出が求められます。人数や雇用形態によって、対応範囲も広がります。

これらを知らずに放置すると、未加入期間分の保険料をさかのぼって請求されたり、追徴金や指導の対象となるおそれがあります。

社会保険・労働保険は任意ではなく義務です。会社設立後は、速やかに対応することが重要です。

法人口座の開設・請求書や経理体制の整備

会社設立後は、法人口座の開設や請求・経理体制の整備といった実務対応がすぐに必要になります。これらは見落とされがちですが、事業を動かすうえで欠かせない準備です。

法人口座の開設には、登記事項証明書や印鑑証明書、定款などの提出が求められます。金融機関によっては事業内容の確認や追加書類が必要となり、審査に数週間かかることもあります。そのため、設立後すぐに口座を利用できるとは限りません。

また会社を設立すると、請求書の発行や入金管理、取引先への支払いなどの実務が一気に発生します。

請求書フォーマットの準備や会計ソフトの導入など、経理体制を早めに整えておかないと、資金の流れを把握しにくくなります。

口座開設とあわせて実務環境を整えておくことが設立後の混乱を防ぐポイントです。

会社設立でよくある失敗パターン

会社設立は準備がすべてといっても過言ではありませんが、場合によっては抜け漏れの発生によって失敗してしまうケースもあります。

ここでは会社設立のよくある失敗パターンを紹介していきます。

決める順番を飛ばして手続きを進めてしまう

会社設立で多い失敗の1つは決めるべき順番を飛ばしたまま手続きを進めてしまうことです。

設立作業は書類提出が中心のため、形式さえ整えれば進められるように見えます。しかし、前提が曖昧なままだと、後から修正が必要になるケースが少なくありません。

特に影響が出やすいのが事業目的・資本金・役員構成です。事業目的が実態と合っていないと許認可や取引に支障が生じ、資本金を十分に検討せず決めると運転資金が不足しやすくなります。役員構成も、登記後に変更すると追加の手続きや費用が発生します。

こうした手戻りは、「準備→書類作成→登記」の順番を意識し、各段階で確認を重ねながら進めることで防げます。

設立を急ぐほど、基本事項を順番どおりに固めていくことが結果的に最短ルートになります。

設立後の運用コストを想定していない

会社設立でよくある失敗の1つが設立後の運用コストを十分に見積もれていないことです。

設立費用は把握していても、事業を継続するための資金まで考え切れていないケースは少なくありません。

会社を設立すると、家賃や通信費、外注費、社会保険料の会社負担分など、売上の有無にかかわらず発生する支出があります。

さらに決算や申告を外部に依頼する場合は顧問料も必要です。こうした固定費を踏まえると、少なくとも6カ月分の運転資金を資本金や手元資金として確保しておくのが一般的です。

売上の立ち上がりに時間がかかる事業では、1年分の運転資金を用意するケースもあります。

会社設立の手続き完了は終わりではなく、運営のスタートです。初期費用だけでなく、設立後に事業を維持できる資金余力まで含めて判断することが失敗を避けるための重要な視点になります。

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会社設立を検討すべきタイミング

会社設立を検討すべきタイミングは、「節税になりそうだから」といった単一の理由で判断するものではありません。事業の状況がどう変化しているかを軸に考えることが重要です。

たとえば、次のような場面が重なってきた場合は、会社設立を検討するタイミングといえます。

  • 取引先から法人での契約を求められたとき
  • 採用を進める必要が出てきたとき
  • 融資や資金調達を本格的に検討し始めたとき
  • 事業規模が拡大し、管理や責任の整理が必要になったときなど

こうした状況が続く場合、個人事業主のままでは対応しづらくなります。一方で、節税だけを目的に法人化を急ぐと、社会保険料や運用コストの負担が想定以上に重くなることもあります。

判断に迷う場合は、税理士などの専門家に相談し、売上規模や運転資金、今後の事業計画を踏まえて検討することが後悔の少ない選択につながります。

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まとめ

会社設立は、節税だけで判断するものではなく、取引先の要請や採用、融資、事業拡大といった事業環境の変化をきっかけに検討すべき選択です。

法人化によって信用や選択肢は広がりますが、その分、社会保険や運用コストといった継続的な負担も増えます。

重要なのは、自分の事業フェーズに合っているかを冷静に見極めることです。

もし起業や事業拡大をより確実に進めたいのであれば、ゼロからすべてを考えるのではなく、フランチャイズの加盟店として起業するのも1つの手です。

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担当者T.Aのイラスト

記事の監修者

平林 英雄

行政書士・保育士・AFP

新卒でコンサルティング会社に入社し、10年間にわたり中小企業の経営計画策定や新規事業の立ち上げ支援に従事。飲食、介護、福祉分野のチェーン本部を経験した後、独立し行政書士としての活動を開始。
現在は法人設立や資金調達などの創業支援、許認可取得や補助金申請などの中小企業支援をおこなっている。2021年より中小企業庁の認定経営革新等支援機関。