起業の成功事例15選 成功率や起業家の共通点、成功のコツを解説

2024年6月28日

起業の成功事例15選 成功率や起業家の共通点、成功のコツを解説

起業をする際、他社の成功事例をヒントに自分ならではのビジネスを編み出し、成功を収めている起業家も多く存在します。

起業をしたくてもビジネスアイデアが思いつかないと悩む方もいますが、ヒントを得るためにもそういった他社の成功事例を把握しておくと良いでしょう。

今回は起業における成功の定義や成功確率、主な成功事例、成功させるためのコツなどをご紹介していきます。

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TOPICS

起業の「成功」とは?

多くの方がぼんやりと「儲けている状態」を起業の成功だと考えていますが、実際は起業した際の目標によって成功の定義は異なります。

起業における成功の一例は、以下の通りです。

  • 会社が上場を果たした
  • 十分に地域活性化に貢献できている
  • 好きなことをビジネスにできている
  • 社会課題の解消に手を貸せている
  • プライベートの時間を増やせたなど

起業の失敗に関しても定義は起業時に定めたゴールによって異なりますが、失敗に関してはどの起業家においても共通して「倒産」だといえます。

起業は必ずしも成功するとは限らないため、万が一の事態も想定して対策を講じておくことが望ましいです。

起業の成功率は高い?低い?

中小企業庁の「中小企業のライフサイクル」に掲載されている帝国データバンクの調査によれば、日本国内における起業から5年後の生存率は81.7%であり、海外と比べても比較的高い水準を記録しています。

出典:中小企業庁「中小企業のライフサイクル」

留意点としてこれは帝国データバンクに掲載された企業のみに基づくデータであり、未掲載企業のデータは反映されていないため、実際の生存率よりも高く記録されている可能性があります。

「起業後10年で9割の会社が倒産する」という意見もありますが、これは根拠があるものではなく、現時点では統計データが存在しません。

ただし、年数が経つごとに企業の生存率が下がっていく傾向にあることは事実であるため、安定した経営を維持させていく工夫が必要になります。

起業の成功事例15選

これから起業を進める場合、なかなか成功しやすいビジネスアイデアが思いつかず困っている方もいるのではないでしょうか。

ビジネスは誰もやっていない革新的な内容しか認められないということはなく、多くの企業が既存のアイデアを組み合わせることで独自性の高いビジネスを編み出しています。

なかなかビジネスアイデアが思いつかない場合は、他社の成功事例を参考にすると良いでしょう。

ここでは起業の成功事例をご紹介していきます。

株式会社HIROTSUバイオサイエンス:創業5年で評価額1,000億円以上のユニコーン企業

ユニコーン企業は評価額10億ドル以上で、設立から10年未満の未上場スタートアップ起業のことを指しますが、株式会社HIROTSUバイオサイエンスは検尿で気軽に高精度ながん検査ができるサービスを提供することにより、2016年の創業から5年で評価額1,000億円以上のユニコーン企業に成長しました。

同社の代表取締役を務める広津崇亮氏は線虫研究の第一人者であり、がんの匂いに引き寄せられる線虫の特性を活用したがん検査サービス「N-NOSE」を展開しました。

線虫の飼育や検査の費用は安価であるにも関わらず、1滴の尿から86.3%以上の高精度で検査できるという大きなメリットがあり、コロナ禍とほぼ同じタイミングでBtoCも進めていたことから飛躍的な成功につながりました。

有限会社SUNABA COMPANY:ビジネスから全国的に愛される観光地に成長

有限会社SUNABA COMPANYが経営する「すなば珈琲」は、鳥取県最大手のコーヒーチェーン店です。

2014年当時の鳥取県は全国で唯一、世界的大手コーヒーチェーン店のスターバックスコーヒーが進出していないことで知られていました。

すなば珈琲は、平井鳥取県知事の「スタバはないけどスナバはある」という自虐的な冗談がきっかけで誕生し、瞬く間に全国的な話題となりました。

スターバックスコーヒーが鳥取県に参入した後もユニークで効果的なコラボを継続的に実施したことで、観光客や地元民からさらに支持を集め、売上増加・人気店となりました。

鳥取県が発表する「令和4年度鳥取県に関するイメージ調査」でも説明されているように、現在も鳥取県を代表するイメージの1つであり、観光地としても知られています。

株式会社ユーグレナ:ミドリムシの活用で一部上場へ

株式会社ユーグレナ社は、豊富な栄養素を持つ微細藻類ユーグレナ(ミドリムシ)を活用した化粧品や健康食品などを提供しています。

同社の代表取締役を務める出雲充氏は、バングラデシュの栄養失調問題を解消するために同社を設立し、微細藻類ユーグレナを活用したサービスを展開するようになりました。

現在はヘルス事業だけでなく、バイオ燃料事業やソーシャルビジネス、バイオインフォマティクス事業も展開しており、企業としても大きな成長を遂げています。

dely株式会社:分かりやすいレシピ動画サービス「クラシル」

dely株式会社は、国内最大手となるレシピ動画サービス「クラシル」を運営しており、アプリダウンロード数は4,200万を突破しています。

クラシルのレシピ動画は1分前後で簡単に調理できるように分かりやすく説明されているほか、管理栄養士や調理師たちが考案した本格的な料理を手軽に作れるという魅力があり、主婦たちから熱い支持を集めています。

2019年には国内最大手の女性向けメディア「TRILL」を運営するTRILLを子会社化したことで、さらに認知度が増しています。

株式会社タイミー:空き時間を活用できる単発バイトマッチングサービス「Timee」

株式会社タイミーが運営する「Timee」は、今いる場所から近くのバイトを面接・履歴書無しで最短1時間から当日働くことができます。

空き時間でお金を稼ぎたいユーザーと人手不足に悩む企業の双方のニーズに応えており、ユーザーは450万人を超え、44,000以上の店舗が導入しています。

サービス開始から2年で総額30億円以上の資金調達にも成功しており、2019年からは地域活性化を目的としたTimeeトラベルも展開しています。

株式会社くふうAIスタジオ:主婦から熱い支持を受ける会計簿アプリ「Zaim」

株式会社くふうAIスタジオ(旧名称:株式会社Zaim)は、直感的な操作で気軽に続けられる家計簿アプリ「Zaim」などのサービスを展開しています。

Zaimは銀行・クレジットカード・電子マネー・ポイントなど幅広く連携しており、自動で家計簿が記録されるほか、現金払いの場合はレシートを撮影するだけで家計簿が完成します。

地道な記録を続けなくて良いという手軽さと人々の生活に根差した身近なサービスが話題を呼び、現在1,000万ダウンロードを突破しています。

株式会社キャリア・マム:主婦目線を活かしたサービスを多数展開

株式会社キャリア・マムは主婦の社会進出を支援しつつ、主婦目線を活かした事業を展開しています。

全国10万人の主婦会員がコールセンターや市場調査、マーケティングなど幅広いサービスを提供しており、官公庁からの依頼実績もあります。

主婦の多様な働き方に応えつつ、企業の課題解消につながるサービスであり、多くの方から支持を集めています。

株式会社ビースポーク:世界品質のチャットボットで行政などから信頼を獲得

株式会社ビースポークは、世界品質の多言語AIチャットボットBebotを展開しており、東京メトロやウィーン国際空港などの自治体・公共機関・交通機関を中心とした国内外の組織で導入されています。

Bebotは総合案内・問い合わせ対応・観光案内・災害対応まで幅広く対応しているほか、世界トップレベルの開発者たちが高性能AIエンジンの精度を最大限に高めており、長文や外国語の場合でも違和感のないレベルで会話をおこなうことが可能です。

インバウンドの需要が増えるなか、空港や国がチャットボットで誘導や緊急対応する事例はこのBebotの導入が世界初だったこともあり、海外でも注目を浴びており、国内外で多くの導入実績があります。

スマートニュース株式会社:世界中のニュースを手軽に読めるアプリ

スマートニュース株式会社では、世界中のニュースを配信するアプリのスマートニュースを展開しています。

スマートフォンが消費者に普及し始めたばかりの2012年に同企業・同サービスが始められており、スマートフォンの浸透やアメリカ市場への参入によって大きな成長を遂げました。

スマートニュースは独自のアルゴリズムによって信頼性の高いニュースのみを配信しているほか、3,000を超えるニュースメディアと連携しているため、有益な情報を知りたいユーザーから多くの支持を集めています。

NIPPONIA 小管 源流の村:古民家を活かした分散型ホテル

株式会社EDGEが運営する「NIPPONIA 小管 源流の村」は、山梨県小菅村の古民家を再生・村全体を分散型ホテルとして営業しています。

代表取締役である嶋田俊平氏は、山梨県小菅村に通う中で廃業していく宿泊施設が多いことに気付き、同事業を始めました。

兵庫県篠山市で実施されている分散型ホテルを参考とし、分散していた古民家をリノベーション・村全体を一つのホテルに仕上げました。

同事業は村人からも熱心な支持を集めており、現在も国内外から多くの観光客が訪れています。

シタテル株式会社:消費者のニーズと工場・職人をつなげるマッチングビジネス

熊本県発のベンチャー企業シタテル株式会社では、衣服が欲しい個人・企業と衣服を生産できる工場・職人をつなげるマッチングビジネスを展開しています。

代表取締役の河野秀和氏は、多様なニーズに応えられるはずの工場・職人が消費者と知り合う機会が少ないことや新品の服が廃棄されていくアパレル業界の課題に遭遇し、起業しました。

シリコンバレーで積み重ねてきた経験に基づくIT技術を駆使した同社のマッチングビジネスは、アパレル業界の課題解消や地方創生につながるため、多くの方から支持されています。

合同会社FUKUFUKU-YA:80代からの高齢女性向けファッションブランドで圧倒的な支持を獲得

合同会社FUKUFUKU-YAでは、80代以上の高齢女性向けファッションを展開しており、快適な着心地とオシャレを楽しめることから多くの高齢女性から支持を受けています。

同社の代表社員を務める深津チヅ子氏の「高齢の母をもう一度輝かせたい」という思いから、同社とこのアパレル事業が始まりました。

深津チヅ子氏は起業と同じタイミングでTOKYO創業ステーションのハンズオン支援などで事業に活かすためのスキルを習得しており、同社での成功を収めています。

株式会社エアークローゼット:ファッションを気軽に楽しめるシェアリングエコノミー

株式会社エアークローゼットは、日本初の女性向けファッションレンタルサービスを提供しており、プロのスタイリストが選んだコーディネートを自宅で試着・気に入った服を購入することができます。

同社の代表取締役兼CEOを務める天沼聰氏は、それまでファッション業界の経験はありませんでしたが、起業する際にユーザーの悩みを徹底的に深掘りしたうえでビジネスモデルを構築しました。

このビジネスモデルは見事にメインターゲットの需要に応えており、創業から7年で会員数は80万人を突破・東証グロース市場で上場も果たしています。

ネクストミーツ株式会社:代替肉の活用で創業7ヶ月で時価総額4,400億円を記録

ネクストミーツ株式会社では、地球の環境問題対策として代替肉の研究開発・食品販売を国内外でおこなっています。

社会を長期的に持続させていくサステナビリティの観点でも世界で注目されている企業・サービスであり、2020年の創業からわずか7ヶ月で時価総額4,400億円を記録し、その後にアメリカで上場も果たしています。

世界で共通する地球環境問題や消費者の健康志向、動物愛護などにマッチしているほか、説得力のあるビジネスとなっているため、スピーディーな成功を収めています。

Wantedly株式会社:個人と企業をマッチングさせるビジネス用SNS

Wantedly株式会社は「究極の適材適所により、シゴトでココロオドルひとをふやす」をミッションとし、個人と企業をマッチングさせるビジネス用SNSのWantedlyを展開しています。

同社の代表取締役を務める仲暁子氏は、Facebook Japanで働いていた経歴があり、2010年からFacebookを活用したWantedlyを開始しました。

SNSを使った転職活動も盛んにおこなわれている現代では、ユーザーのニーズにマッチしており、15,000社を超える企業がWantedlyを利用しています。

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成功する起業家の共通点

ここまで起業の成功事例をご紹介しましたが、成功する起業家にはいくつかの共通点があります。

ここでは成功する起業家の共通点をご紹介していきます。

需要に応えている

市場や顧客の需要を捉えているビジネスの場合、成功できる可能性が高い傾向にあります。

展開するビジネスによってメインターゲットが悩みを解消・軽減できることが分かれば、需要が生まれることで安定した経営をおこないやすくなります。

参入を検討している市場や想定するメインターゲットにどういった需要があるのかを十分に調査すると良いでしょう。

市場分析の方法が分からないという方もいるかもしれませんが、いくつかのフレームワークを活用することで慣れていない場合でも効率的に進められます。

フレームワークには自社の強みや競合との立ち位置を明らかにするSTP理論や、市場に参入した場合に発生するリスクを明らかにするファイブフォース分析などがあります。

努力を続けられる

努力の末に成功を収めると安心するかもしれませんが、ビジネスはそこで終わりではありません。

「継続は力なり」という言葉がある通り、成功している状態を維持・向上させていくためには慢心せずに努力を続けていかなければなりません。

努力をやめても、すぐに利益が急落することはないかもしれませんが、やがて競合に追い越されてしまい、最悪は失敗してしまうリスクがあります。

もちろん、事業の成長度合いに応じて努力の内容を変えていくことも必要であり、フェーズに合った努力ができていない場合、成功し続けることはできません。

事業の成長フェーズや市場の動向を把握したうえで、状況に応じた努力を継続し続けるようにしましょう。

得意分野を活かしている

成功している起業家は、これまでの自分の経験や得意分野を活かしたビジネスを展開している傾向にあります。

経験などに基づく専門性には大きなアドバンテージがあるため、他社よりも差別化を図りやすく、ビジネスの軸も明確になりやすいです。

すでに成功した事業や得意分野から派生した事業であれば相互に良い作用を及ぼすこともあり、成功までの速度を上げられたり、安定して経営を進めやすいというメリットもあります。

経験・スキルを異業種に応用したことで成功を収めた富士フイルム株式会社の成功事例を知りたい方は、以下の記事をご覧ください。

新規事業の立ち上げを成功させるには?進め方の8つのプロセスや事例もご紹介

日々の勉強を大切にする

ビジネスを成功させるためには、現状維持ではなく、学び続けることによって自分自身も成長させていく必要があります。

起業後は経営者として求められる役割が多いですが、ちょっとした空き時間にでも勉強を続けることでやがて大きな成果を期待できます。

勉強は後回しで良いと思う方もいるかもしれませんが、事業で成果が出ていない分野のインプット・学んだことのアウトプットを繰り返し、PCDAサイクルを回していくことが結果的に成功への近道になります。

短期的・長期的な視点を使い分けられる

ビジネスとして成功を目指すうえでは、短期的な視点と長期的な視点を効果的に使い分けていくようにしましょう。

どちらの視点も重視することが大切であり、どちらか一方に偏っている場合は思うような成果を出せないおそれがあります。

短期的な視点で短期目標の達成度合いや資金繰り、顧客対応などを考える必要があり、長期的な視点で最終的な目標達成までの状況や想定される市場の動向などを俯瞰して経営を進めていかなくてはなりません。

短期的な視点・長期的な視点の両方を備えて経営を続けることができれば隙がなくなるため、成功できる可能性が一気に高まります。

起業を成功させるコツ

十分な準備をしていても起業のリスクを完全になくすことはできないため、成功させるコツを把握したうえで可能な限りのリスクヘッジをおこなうことが大切です。

ここでは起業を成功させるための主なコツをご紹介していきます。

目的を明確にする

「そんな簡単なことで良いのか」と思うかもしれませんが、起業を成功させる第一歩は起業の目的・目標を明確にすることです。

明確であればビジネスの軸が定まるため、共感した周囲から支持されやすくなるほか、どのような困難に直面しても乗り越えやすくなります。

その一方で「上から指示されたくない」「なんとなく社長はカッコいい」という曖昧な目的・目標では経営方針がブレやすく、上手くいかなければ簡単に投げ出してしまうおそれがあります。

ローリスクで始める

初期投資や運転資金が少ない・競合が少ないなどのローリスクな分野で起業することで、成功できる可能性を高められます。

初期投資が少なければ投資回収までの期間が短くなるほか、万が一の事態が発生した場合も路線変更を決断しやすくなります。

固定資産や設備などの運転資金が少ない場合は、手元に残る利益も多くなるため、成功への近道になります。

また競合が少ない市場で起業するのであれば必然的に顧客を獲得しやすくなるため、参入したばかりでも安定した経営がしやすい傾向にあります。

経験者からアドバイスを受ける

起業を成功させるために、参入を検討している業界の起業経験者にアドバイスをもらい、失敗の要因を一つずつ排除していくのも良いでしょう。

周囲に起業経験者がいない場合は、フランチャイズへの加盟やコンサルティングを活用するという方法もあります。

フランチャイズ本部やコンサルティングの場合、経営サポートや営業代行などを受けられるほか、同様に加盟している他の経営者の話を聞くこともできるため、未経験業種の場合でも成功しやすくなります。

今回は簡易的な説明となりましたが、さらに詳しく成功させるためのコツを知りたい方は以下の記事をご覧ください。

起業するには?成功のための5ステップ、必要なことをわかりやすく解説!

起業を検討中ならぜひご相談ください

ここまで起業の成功例やコツなどをご紹介してきましたが、これまでの経験やスキル・テクノロジーの面から難しいと感じる方もいるかと思います。

その場合、コンサルティングやフランチャイズといったサービスを利用して起業することも検討しましょう。

これらのサービスは様々な経歴の方を成功させてきたノウハウや仕組みを持っていることが多く、未経験の領域でも安定して起業することも可能です。

もちろん、コンサルティング会社やフランチャイズ本部ごとに得意とする分野や経験量、参入ハードルは異なるため、なるべく多くの会社から話を聞き、自身の課題にマッチしている企業と手を組むと良いでしょう。

なおGLUGでは障害福祉とデリバリーを組み合わせた事業『はぐくみ弁当Plus』や障がい者グループホーム事業『はぐくみ住まい』、既存事業に福祉を組み合わせる事業『はぐポート』、飲食店にデリバリーを組み合わせる事業『やどかり弁当Plus』などを展開しています。

全国で200社以上にオーダーメイドのサポートを実施している経験から、いずれも未経験の方でもお取組みできる事業として提供しています。

実際に取り組んでいる会社への見学や交流会、収支シミュレーションの無料作成なども実施しておりますので、ご興味がありましたらぜひお気軽にお問い合わせください。

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まとめ

必ずしも起業によって成功するとは限りませんが、成功する起業家にはいくつかの共通点があり、共通点を参考に戦略を練ることで成功する可能性を上げられます。

特に参入する分野の市場やメインターゲットの需要に応じたビジネスは、安定した経営をしやすい傾向にあり、成功できる可能性も高いといえます。

またこれまで培ってきた経験・スキルを活かせる分野であれば大きなアドバンテージがある状態で参入できるため、他社との差別化も図りやすくなります。

未経験業種や初めて起業する場合は、フランチャイズへの加盟やコンサルティングを活用すると良いでしょう。

フランチャイズ本部やコンサルティングは、業界ならではのノウハウ提供や経営サポートをおこなっており、成功しやすい傾向にあります。

起業を検討している方は成功事例をヒントにしつつ、成功に向かって事業を展開していくと良いでしょう。

なお、GLUGでは福祉・飲食の領域に特化して開業から運営までトータルでサポートしています。

福祉事業について詳しく知りたい方はこちらのページもご確認ください。

担当者T.Aのイラスト

記事の監修者

平林 英雄

行政書士・保育士・AFP

新卒でコンサルティング会社に入社し、10年間にわたり中小企業の経営計画策定や新規事業の立ち上げ支援に従事。飲食、介護、福祉分野のチェーン本部を経験した後、独立し行政書士としての活動を開始。
現在は法人設立や資金調達などの創業支援、許認可取得や補助金申請などの中小企業支援をおこなっている。2021年より中小企業庁の認定経営革新等支援機関。